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審美的共感と鑑賞活動

審美的な子どもの心の成長と鑑賞活動とは、かなり深いつながりがあると考えられる。それは、造形教育における鑑賞活動は、子どもたちが、進んでみたり、触れたり、感じたりすることで、そのよさや美しさなどを感じ取り、想像力を働かせながら見方や感じ方を深め、感性を高めることをねらいにしているからである。
この感性は「心に価値を感じる力」として、感覚や知覚によって生じたイメージ、それらに関わる感情などを包括した価値的概念であるとされているが、さらに、その価値の中で美的な価値を感じる力に高まれば審美的な心(共感)へとなってゆくと考える。
 よって、子どもは、日々の様々なモノやコトのやりとりの中で、見たり、そのものを手にしたりして鑑賞活動おこなっている、その鑑賞というかかわりを通して対象世界のよさ美しさを感じる「美の感情=審美的心」を発揮し、高めているのではないだろうか。
この「ものを見る・感じる活動」で高められた審美的な心の力が、表現にも生かされている。なぜなら子どもは、つくりながら見たり感じたりしながら表現を行っているからである。そこでは、表現過程の鑑賞が行われ、自分の作品に対するよさや美しさを見たりする審美感が働いていると思われるからである。
審美的共感力は、表現活動のみならず鑑賞活動においても渾然一体となって子どもの環境へ能動的に関わってゆく基盤になっている考える。
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by kazukunfamily | 2012-05-15 20:32 | 子どもと鑑賞活動

子どもと環境とアート教育の関わりを生かした図画工作科教育の実践的研究


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