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文化的持続可能性って知ってますか?

文化的持続可能性って何でしょうか。

普通、持続可能性とは、・・・

2002年のヨハネスブルグサミットにおいて、下記のように「社会」、「環境」、「経済」は持続可能な開発の構成要素として再確認されました。
「あらゆるレベルで具体的な行動及び措置をとるとともに国際協力を強化することを約束する。こうした努力は、持続可能な開発の三つの構成要素(経済開発、社会開発、環境保全)を、相互に依存し補強し合う支柱として統合することをも促進する。貧困撲滅、持続可能でない生産消費形態の変更、経済、社会開発の基礎となる天然資源の保護と管理は、持続可能な開発の、総体的目標であり、不可欠な条件である」(傍線筆者)。
この「社会」、「環境」、「経済」3要素が国際的に注目され始めたのは、1992年の環境と開発に関する国連会議(通称:地球サミット)といわれています
。その地球サミットの事務局長であり、国連事務次長兼国連平和大学学長を務めたモーリス・フレデリック・ストロング は、持続可能な開発の三つの基本的事項として、「社会」、「環境」、「経済」を下記のように取り上げています。
「同時にみたさねばならぬ3つの基本的な基準事項は、社会的衡平(social equity)と環境上の分別(ecoiogical purdence)と経済的効率(economic efficiency)である」
そして、この3要素は1992年の地球サミットにおけるリオ宣言やアジエンダ21には規範概念として盛り込まれるようになりました。

ところが、この3つでいいのか、という意見があります。
この「文化的持続可能性」については、国連環境開発会議(リオデジャネイロ会議)事務総長特別顧問だったイグナチ・サックスが、著書『健全な地球のためにー21世紀に向けての移行の戦略』において、「社会」、「環境」、「経済」という3要素に加えて、多文化共生に関連づけた「文化的持続可能性」を考慮に入れて「持続可能な開発」を検討する必要があるとしています。

また、ユネスコの「国連持続可能な開発のための教育の10年2005-2014年国際実施計画」においても、「社会、環境、経済の三分野は、文化という要素を通じて互いに結びついており、このことを我々は持続可能な開発の特徴として常に心がけていなくてはならない」と、「持続可能な社会」を構成する「環境」、「経済」、「社会」の3要素を結びつける核として「文化」を位置づけています。

ただいま、この文化的持続可能性と市民教育、環境芸術の関係について、博論として論述しています。
よって、とっても寝不足です。
by kazukunfamily | 2009-02-27 20:36 | アートと地域

子どもと環境とアート教育の関わりを生かした図画工作科教育の実践的研究


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