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カテゴリ:教授の図工実践( 70 )

美術科教育学会の論文書いています

美術科教育学会論文かいてます。

教員養成大学におけるノットワーキング型美術教育に関する一考察
-地域連携授業「日本茶大好き(ほうじ茶淹れ方体験と湯のみ茶碗づくり)」を事例に-
次期学習指導要領で「社会に開かれた教育課程」が注目されている。その実現ため教員養成大学の美術教育においても専門性を持つ人材等と連携・分担し課題解決ができるようになる学びを創造できる教師の育成が求められている。そこで本研究ではユーリア・エンゲストロームの「ノットワーキング」という活動理論に着目し,北海道教育大学函館校学生と公立小学校5年生の児童・保護者による連携授業「日本茶大好き」を事例に,その理論と美術教育との接点の分析と考察を行った。するとノットワーキング型美術教育は学生に教員としての力量と課題を自覚させるともに,教職へのモチベーションを高めていた。また,その活動は児童・保護者にも地域文化への価値等を再発見・再構築する役割を有していることが見いだせた。
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by kazukunfamily | 2016-11-07 16:57 | 教授の図工実践

地域.食文化交流センター開設準備中

昨年度から整備中の地域・食文化センターの施設がほぼ完成し
その運用法等の準備をしています
6月の開設を楽しみにしています
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家庭科室だけでなく
和室や電気釜もあります
by kazukunfamily | 2015-04-19 22:26 | 教授の図工実践

図画工作基礎講座3回目 高学年の絵

高学年の絵の指導,
ここからが,絵が好きになるか,嫌いになるかのポイント
まずは,子どもの描画(擬写実期)の特徴を把握する。

1 平面的描法・・形はしっかり見ている
2 等距離描法
3 緻密描写・・・1つ1つを克明に描く、一つ一つにピントがあっている。
4 本物から遠のく描法
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全員が写実的な描画できる,させようとは,絶対思わないこと。
育ちは違うし,対象を見つめる,目とその処理が個々で異なる。
4月に小さな紙に「ランドセルの中の好きな文房具」などの題材で描画させると
物のとらえ方が一面が見えてくる。で,多様なものを観察し,その特徴をとらえる目(頭)を
育むために,
点・線・面(形)・色の変化の多い対象=教材化の対象にすることを心がける。
いうなれば,描画体験のエピソードを増やすこと。何も珍しい物を描くと言うことでなく,見慣れた物を視点をかえて見つめることを教える。
しかし,その視点は大人の絵を教えるということではありません。
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その教材化の過程は,子どもの絵画性の発達・特徴(1-4等)を把握しながら進めることが基本。
これに順次ながら、大人の芸術的な方へ進めていくという教材化の原則。
隣の教室の絵が「上手=大人の遠近法」に近いとあわてる必要はありません。
子どもが,その子なりの視点で対象をとらえ,積み上げてきた描画体験からふさわしい絵が描き方を選択し,描いているか。その絵に,その子の思考のドラマが読みとれるか。
このドラマを評価できるか,それが図工の先生の力量であり,喜びと思いますが。
by kazukunfamily | 2014-07-03 11:12 | 教授の図工実践

神戸、ワークショップ参加感謝

神戸ビエンナーレ、ガチャ玉プロジェクト、
日曜日のワークショップ参加、および、多くの方々の参加を感謝いたします。
次回は、19日の10時から12時にします。
ぜひ、ガチャ玉に願いをこめて、作品の中にならべてください。
なお、手柄のアートマイルは魚住東のものと交換します。
見に来てくださいね。
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by kazukunfamily | 2013-10-17 12:17 | 教授の図工実践

図工室、造形室の準備完了

2日から4日にかけてできたばかり佛教大学B棟5階への図工室の引っ越しをがんばっていました。
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すごい、美しい空間です。
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ここが元気な先生をうみだす入り口になるといいですね。
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大学なので、備品の量はすごいですね。さすが100年の歴史
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これは図工準備室です。つかうのもったいないくらい綺麗です。
by kazukunfamily | 2013-04-06 11:52 | 教授の図工実践

1月の3連休も図工三昧でした。

1月の3連休,いろいろなところに用事でいってきました。
まず,金曜日のよる10時ぐらいまで剣道をしていました。7段の館長はめちゃ強いです。
しんどいけど気持ちいい。
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土曜日は,まず神戸長田の小学校跡であった「せんせいの学校」に
いってきました。若い先生の勉強会ですね。今後,サポートしていくつもりです。
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大阪の天王寺に夕刻いき,ぎりぎりセーフで会の大阪巡回展の授賞式にまにあいました。
大和賞をもらいました。
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日曜日は岡山にいき,中学校の熱い美術教師の方とあってきました。
中学校美術Q&AIn岡山です。勉強になりました。
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日曜日は妻と母のために洗濯機を買いにでかけました。
帰ると,大学美術の論文の第1校がきていました。
直していくと,修正ポイントが**カ所も・・・。
あー,なんということでしょう。自分の推敲下手にあきれました。事務局ごめいわくかけてます。
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来週は,学校評価の本格開始と
京都での打ち合わせがあります。
15日からは加西で兵庫支部展も始まり,
忙しさは加速しそうですね。
by kazukunfamily | 2013-01-14 23:09 | 教授の図工実践

生野の幼稚園最高

県の造形教育研究会にいってきました。
そこでであった幼稚園の実践。すてきでした。
いやー,すごいの一言
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播但線にのっての実践です。
by kazukunfamily | 2012-11-25 20:02 | 教授の図工実践

ゴミを生かす造形活動 その1

週末は,陸上大会の引率でばたんキューでした。(子ども達はよく走りました。入賞したsくんyさん,おめでとう)ブログの更新がないときは,フェイスブックをしていますので,橋本忠和で検索して下さい。何をしているのか,たいがいバイクと愛犬がうつる映像ですが,近況がよくわかります。

で,今日から新シリーズ「ゴミを生かす造形活動」です。
1 はじめに(ゴミがあつまる図工室) 
「捨てればゴミ、生かせば資源」ということをよく聞く。しかし、年度末に図工室の材料棚に集まってくるものを見ると「これが資源?どう生かすの?」という気になる。教材見本、使いかけの色画用紙・包装紙、発泡スチロールなど教室での学習活動から生まれた不要物が図工室にやってくる。新年度に向けてのはじめの仕事は、これらの分別から始まる。分別中に固まった紙粘土やブロンズ粘土を見つけることがある。「どないするの?ここゴミ置き場やないのだから。」とつぶやきながら、細かく砕いて土に埋めたり、学校のゴミ置き場に運ばれる。そして、各教室から集まり図工室で分別されたゴミは、不要机や壊れたプランター等と共に軽トラで地域の美化センターへ運ばれる。センターでゴミを種類ごとの置き場におろしながらセンターの職員の方も「なんやこれは?」とゴミを見つめて言われているのではないかと思った。このようなゴミをなんとかしようと取り組む者が直面する失望感の裏には、とにかく目の前が美しくなればよいと思っている人間の甘えがある。
  ここ数年、美術科や環境教育の本に「リサイクル造形」という題のものをよく見かける。トレイや紙パックなどをゴミとするのではなく資源として再利用し環境保全に関わる活動をものづくりを通して体験させようとしている。しかしながら、図工室を片づける者として、このリサイクル造形に関わる廃材や作品の分別ほど手間のかかるものはない。とにかくゴミを材料として別の形にすれば、「環境保護の精神が育める。後は持って帰って使ってね、飾ってね。」でいいのだろうか。本当に飾られ使われているのか、家庭で分別可能なのか、と疑心暗鬼になる。
 教師は捨てられるゴミを使えるものに換え、「使い→捨てる」という資源の流れを「使い→使い」の流れにのせたと思っているようであるが、その流れを最後まで見ている者としては、「使い→使い→捨てられない」という処理不可能なゴミを教師が「教室から消えれば後は知らない。」という「甘え」により生み出しているように思える。「とにかくゴミを資源として使えばよい。」というリサイクル造形の考え方を今一度、改め、本当に「ゴミを生かしきる造形活動」とはどんなものなのかを考察すべきである考える。そこで、今までの私の実践からゴミに振り回されてきた造形活動を見つめ直し、「ゴミを生かす造形」とはどういう活動なのかを明らかにしたい。そうすることで、授業時数減や造形遊び不要論などで何かと逆風の吹く造形教育の現場に、リサイクルに関わるものづくりという形だけでなく、学習プログラムの中で造形活動が根っことなり核となる実践を提案できるのではないかと考える。
by kazukunfamily | 2012-06-04 20:43 | 教授の図工実践

子どもの顔の絵,味があります。

今日短時間ですが(20分程度),顔の絵を4年生で描いてみました。
どの絵も,描くとその子の顔になるんです。(鏡も見ていないのに)
何か,子どもの手にはDNAが仕込まれているみたいで,不思議です。
でも,味がありますね。大好きです。
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by kazukunfamily | 2012-04-18 23:26 | 教授の図工実践

「図画工作と算数」の視点

(1)生きて働く算数をめざして
 21世紀を生き抜く児童達の算数・数学教育の改善充実について平成19年7月に文部科学省の教育課程部会の算数・数学専門部会において次のような改善例が示された。
 「小学校においては,数量や図形を身の回りから見いだしたり、具体物を用いて調べたり、  言葉や記号を用いて表現したりする活動や体験を重視する」
 太字の部分が示すように、今後の算数科の授業においては計算等のスキルの習熟とともに、自ら学び、考える力をつけるために算数的活動を軸として「体験的な学習」や「生活に還元できる学習活動づくり」の努力を教育現場に求めている。この改善への方向の背景には、部会が指摘する「身に付けた知識や技能を実生活や学習等で活用することが十分にできていない状況」がある。この課題点は解法を教え込んだり、計算スキル向上のドリル学習だけでは改善できないと考えられている。
(2)図画工作と算数
 社会には、数学とは論理的で左脳が行う作業であり、デザインや美術作品制作とは直観的で右脳が働く作業であるという通念がある。しかし、だまし絵的な画面で有名なM.C.エッシャーは不思議な構図の作品を数多く制作したが、下絵や習作には精密な補助線や数値などが書き込まれており、その作品は計算され尽くしたものである。また、ミロのビーナスは、身体の寸法の多くが黄金比「1:(1+√5)/2」 という比率になっていることで有名である。よって、美術においては数学を巧みに活用した画面・空間構成等をすることで、美しいと感じる造形を作り出したり、作品に「数理的な裏づけ」という新たな信頼性を持たせることを行ってきた。
 すなわち、右脳と左脳が結びつける活動をおこなってきたといえる。よって、美術(図画工作)にとっても、算数にとっても、その関係は双方の活動を補強するものであるといえる。
具体的には・・・。
(1)数や記号の意味を考えさせる造形活動
 生活の中には記号や数字の利用事例がたくさんある。その数字や記号には、今から400年ほど前に使われ始めた「1、2、3、4」というアラビア数字だけでなく、古代の人々が生活の様子から考え出し、その形に意味を持たせた象形数字も残っている。見慣れない変な形、これが数を表していることを知り自分なりの象形数字を考えさせ、アラビア数字と比べさせることで、十進位取り記数法の理解を進めたり、数字と生活との関わりに興味を持つと考える。
(2)点と線の繋がりを見通す力をつける造形活動
 折れ線グラフ、円グラフ、棒グラフなど生活や学習の中では多くのグラフに出会う。このグラフとは、点と、その点を結ぶ線分からなる図をさす。暮らしの中にある様々な事象は、その関係を点と線の繋がりで表現することができる。そこで、少ない移動で見ることができる水族館を点と線を繋がりをいろいろ試す造形活動を通して考えさせることで、点と線の繋がりを見通す力が育めると思われる。
(3)図形の魅力を発見する造形活動
 身近に見られる橋や建築物には、それを支える柱の形や組み合わせ方によって加重に耐える形状が与えられている。その形状をヒントにして立体図形の側面の形を工夫し、加重を競う造形活動を通して、図形の形状と強度の関係を見出すことができる思われる。こうした図形の形や組み合わせを工夫する造形活動によって、子どもに図形の魅力を発見させることができると思われる。
(4)数量関係を活用する便利さを知る造形活動
 暮らしの中には「速さ」と「時間」等、数量関係に関わる割合や比例等を活用して、損得や便利さを表現しているものがある。そこで、1m定規とその影の長さの数量関係をもとに、比や比例を活用して巨大なものの影の長さを計算し、その影を実際に作らせる造形活動を通して、数量関係が昔から生活に活用されていることを体験的に理解させることができると思われる。
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by kazukunfamily | 2012-04-02 21:27 | 教授の図工実践

子どもと環境とアート教育の関わりを生かした図画工作科教育の実践的研究


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