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川俣正「通路」にいってきました。

この4月13日まで、東京都現代美術館でやっている。
川俣正「通路」展にいってきました。
しかし、地下鉄の駅から遠いですね。この美術館は、小雨がふると、駅までのダッシュはたいへんでした。
ところで、よく、隅々までパネルで通路が造られたものだと思いました、図書室までありましたからね。ただ、親近感をもちました。パネルと押さえてある砂袋が、消防団のと同じところが。
まず、バス停から通路は続いています。
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この狭さと、ボード高さがいいですね。
中にいるとこんな感じですよ。
受付の通路もこんな感じ、
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あとは、入ってのお楽しみですね。
気に入ったところは、段ボールの小屋ですね。そこのビデオがよかった。また、ロッカーの引き出しの写真を見て、感激、すごい収集と、川俣さんの視線が感じ取れました。
中庭の作品の状態は、風の影響ですね。倒れて積んである。パネルをみて、直さずおいてあるのが、かえって「工事中」をつよく、イメージしました。一見です。ビニールシートの下をしっかりみましょう。
玄関を出たところの様子。
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そこから少し行くと、本当の工事現場があります。なにか、こっちの方が、川俣さんらしいような気がましました。やはり、街や木々の中にある、作品がいいですね。
そうそう、地中の家の候補地が決定したそうです。
「足立区かな?」とにかく、見逃せないプロジェクトですね。
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by kazukunfamily | 2008-03-30 20:14 | アートと環境

道徳の時間と絵画表現の関わり

 諸富祥彦は著書『道徳と総合的学習で進める心の教育』において,道徳と総合を繋ぐ学習のパターンを3つ提案している。1)
「道徳による種まき方式」「道徳による体験深化型」「道徳による体験整理型」(この場合の「道徳」は道徳の時間をさす)
 この学習パターンを参考に道徳の時間と表現活動の関わりについて整理してみたい。
①道徳による「種まき」方式
(「道徳」→「表現」のパターン)
 「道徳」で種をまき,児童に他者とのコミ ュニケーションに関わる課題意識をもたせ、そして,その後の課題追求の手だてとして表現活動を行う。
②道徳による体験深化型 (「表現」→「道徳」→「表現」のパターン)
「表現」活動である程度,他者に関わる表現を行った時点で「道徳」を挿入し児童の他者に対する意識を深めた上で,また,「表 現」活動に戻っていくというパターン。 
③道徳による体験整理型 (「表現」→「道徳」のパターン)
「表現」で他者への思い等を表現した体験 を「道徳」で整理し,意味づけをさせて、学習成果の定着をねらう。道徳による体験の「補充・深化・統合」。
ただ、せっかく「表現」で充実した他者との関わりを見つめる個性あふれた多様な表現や鑑賞体験ができても,「道徳」で1つの価値の枠に押し込めるようなことがあれば,児童の個々が持つよさを潰しかねない。強引に「表現」と「道徳」をつぎはぎして,それまでの学習や表現等が無駄にならないように気をつける必要がある。
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諸富祥彦「道徳と総合で行う心の教育とは」『総合   的学習で進める心の教育』,明治図書,2000年,p.12.
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by kazukunfamily | 2008-03-30 00:02 | 教授の図工実践

本を借りてきました。大学の図書館

昼から休みをもらい、大学に行って図書館から本を借りてきました。
近頃は、パソコンの検索システムが充実しているので、探しやすいですね。
でも、欲しい本がヒットしない場合があり、がっくりです。
しかし、今日は結構見つかりました。
助かったのは「ギデンズ、アンソニー」の本があったことですね。
社会理論の最前線と社会学があったのは、ラッキーでした。
対話的民主主義を重視する「ギデンズ」は、市民的リテラシー教育を少し勉強しようとする者にとっては、外せない人ですからね・・・(読むの大変そうですが・・・・)

探してもない本があります。
「英国の市民教育」日本ボランティア学習協会
再版されないですかね。(他コースの教授の研究室から、お借りできそうです)
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by kazukunfamily | 2008-03-26 19:03 | 本の紹介

環境音の再構成「森の間」

昨年11月に、福井県「金津の森」へ行ったとき、森の中の芝生の広場で、パソコンの画面をじっと見つめるグループがいました。
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「何をしているのだろう?」と見ていると、森の中から、サンプリングしたいろんな音が、いろんな周期で、多様面から聞こえてきました。最初は、「寒いのに虫?」と思っていたら、どうやら、その音源は、このグループの機械からでした。コンピュータは、音の出す、タイミングや強弱の調整をされていたようです。
付近の木々を見てみると、・・・・
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音の発信装置がありました。また、池の方からもするので、ケーブルをたどっていくと・・・
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池の周囲にも発信装置がありました。
メンバーは環境芸術学会のメンバー、武蔵野美術大学のクルストフ・シャルルさんを衷心とする、キム・ソンフンさん、稲福孝信さん達でした。作品名は・・
「森の間」ローカル/グローバルなネットワークを利用した環境音の再構成です。
シャルルさんは、とっても謙虚で研究熱心の方で、翌日雨が降ると「音の響きが違ってくるので、これからは天候のことも考えて、音の調整をしなければ」とおっしゃっていました。
環境の変化を受け入れる懐の深さを感じました。
個人的には、雨の中、木のてっぺんにいたカラスが、音がなるたびに、その方向を向いて、カァー、カァーと鳴いていたのが、面白かったです。
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by kazukunfamily | 2008-03-24 21:30 | アートと環境

たんけん・はっけん美術館に行こう(兵庫県立美術館)

この3月22日から兵庫県立美術館で、「たんけん!はっけん!美術館」が始まっています。
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内容は、・・・
美術館のコレクションには秘密がいっぱいあります。
美術鑑賞の大きな楽しみのひとつはそうした不思議をみつけることでしょう。
みなさん(子ども)がたくさんの不思議とであえるように、会場にいろいろなコーナーを用意しています。
(パンフより)
特に「こどものための美鑑賞術」のコーナーはおもしろいですね。
パズル(マグリッド)や、丸い形を描いた絵のコンテストをしたり(私は、吉原さんですね)
あとは、ピカソにまねて、一本線による描画などがあります。
子どもにとって、絵の見方というか、絵を見る楽しみ方がわかるようになっています。
大人にとってもおもしろいですね。
私は、壁から散歩して、壁に帰る犬が大好きになりました。
あとは、シーガルのラッシュアワーの人間の傾き加減ですね。
歩き出す人間の体の傾きがすごいとおもいました。

春休み、家族で行って損はないですね。(30日までだと、ムンク展もやってます)

ところで、県立美術館、本当に足がつります。階段多すぎませんか・・・
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ついでに、北野に行ってきました。ラインの館は人が多いですね。(10年ぶりでした)
春日差しの中での異人館街は、散歩に最高ですね。(車が多いのでい小さい子どもは気をつけようね)
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by kazukunfamily | 2008-03-23 11:03 | 子どもと鑑賞活動

ボンネットバスのある風景(兵庫、氷ノ山)

さて、兵庫県の氷ノ山の登山道入り口に、ボンネットバスがいます。
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どう、なかなかのものでしょう。
実はこのバス、茶屋のオーナーが昔、お客さんのお迎えにつかっていたのです。
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氷ノ山を、戸倉側(国道29号線)から、上った人は、必ずこの茶屋=やまめ茶屋はしっておられると思います。
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茶屋の中は、いろりがあり、メニューは、壁に書いてあるものがおいしいですよ。
たぶん今は、雪の中ですが、4月になれば、営業を再開しているとおもいます。
国道29号線を、鳥取に向かい、流しそうめんで有名な、レストラン平家を過ぎて、すぐ、国道沿いに「やまめ茶屋」の看板が見えます。
ただ、注意が、ここのお店では、料理をゆっくりたべます。一言で言えば、料理に時間がかかるのです。あせってはいけません。周囲を散策したり、コタツに寝っ転がりして、のんびりした時間をすごしましょう。
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by kazukunfamily | 2008-03-21 18:56 | 教授のアート

彡工芸文化研究会作品展(立木染色法)

2008年から3月23日まで、三宮JR駅近くのセンタープラザ東館2Fのギャラリー「あじさい」で
彡工芸文化研究会作品展があります。
兵庫教育大学の森岡先生が衷心となられる文化研究会の作品展です。
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自然との共生をめざす、工芸について研究してこられました。
写真の作品の色がついている部分は、あとから彩色したものでは、ありません。
なんと、立木染色法でそめたものです。
理科で、ビーカーにインクで染めた色水をいれて、それを光合成をする草に吸い込ませて、葉っぱまで染めて、水の通り道を確かめたことがあるとおもいますが。それと同じことを森の間伐材等で、されたものです。
とにかく、色がきれいです。私の家の娘の部屋の案内板は、先生が作品を作られたときに出た、あまりで作っています。
とにかく、三宮という行きやすいギャラリーに展示してあります。ぜひ、見に行ってください。
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by kazukunfamily | 2008-03-20 15:20 | アートと環境

姫路城とアートマップ

姫路城、お気に入りの場所は、美術館の方から入った、道から見た、お城です。
なんか、よりいっそう、高く、でかく見えるのです。
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その城の周りは、今、お菓子博の工事の真っ最中です。
早く、工事が終わらないかなと、思っています。
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写真の場所は、お茶席になるそうです。エーゲ海に捧ぐの像は、そのお茶席を見ています。

工事中ですが、美術館は、「水彩画の魅力」展が開催されています。岸田劉生の麗子の水彩画は、そのタッチがとっても魅力的だとおもいました。
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いつもと違って、ここが入り口です。
そこには、アートクイズマップ美術館編がおいてあります。この週末の天気はいいようなので、是非チャレンジしてみてください。
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by kazukunfamily | 2008-03-19 22:08 | 趣味・宝

シティズンシップ教育宣言・・経済産業省

昨日、家に届いた「世界のシティズンシップ教育ーグローバル時代の国民・市民形成」嶺井明子編著を読んでいました。中国の市民教育等が分析してあって面白い本だと思います。
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その中で、経済産業省が2006年に「シティズンシップ教育宣言」をしていることがわかりました。みなさん知っていましたか?そして、この流れで、全国にいくつかシティズンシップを核にした教育研究会が立ち上がったようです。

http://www.meti.go.jp/press/20060330003/citizenship-sengen-set.pdf#search='シティズンシップ教育宣言'
のページに詳しく書いてあります。

そこでのシティズンシップの定義は・・'、
「多様な価値観や文化で構成される社会において、個人が自己を守り、自己実現を図るとともに、よりよい社会の実現に寄与するという目的のために、社会の意思決定や運営の過程において、個人としての権利と義務を行使し、多様な関係者と積極的に(アクティブに)関わろうとする資質」

としてあります。
そして、シティズンシップを内包し、シティズンシップなしには成立しえない分野として
①公的・共同的な活動(社会・文化活動)、
②政治活動、
③経済活動
の三つがあると考えてます。

さらに、必要な能力としては・・
市民一人ひとりが、シティズンシップを発揮し、社会との関わり合いを通じて、自分たちを守
り、豊かな生活を実現し、自己実現し、また、よりよい社会づくりに参加するために必要となる
多様な能力を
「意識」
「知識」
「スキル」
に分類して示してあります。

イギリスの学習プログラムでは
「学識ある市民になるための知識と理解」
「探求とコミュニケーションの技能」
「参加と責任のある行動についての技能」
としてあるのとは、少し違うようです。

アメリカのナショナルセンターのシティズンシップ教育が
「知識」
「スキル」
「資質」
をまるで、三つ編みのように組み込まれた展開をする学習を目指しているのを参考にしているのかもしれません。

でも、なんで経済産業省なのでしょう。
「知識の中に」
経済分での活動に必要な知識として・・
市場原理、景気、資本主義の仕組み、ボーダーレス経済、消費者の権利、労働者の権利、多様な職業の存在と内容、税制、社会保障制度(年金、保険等)、金融・投資・財務、家計、医療・健康(薬物や食を含む)、悪徳商法対応、各種ハラスメント、犯罪・違法行為、CSR(企業の社会的責任)
があるのが、そのねらいなのでしょうかね。

定型的教育から非定型的教育、実践、参加へと、学習形態の広がりを期待していますが、②政治活動、③経済活動を含めた、3つに、この教育を限定してしまうのはいかがなものでしょうね。

なおイギリスでは
市民権を「地位」「情緒」「能力」として、以下の図のように構造化してあります。
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もうすこし、日本における市民教育とは?
という分析をよく行って、また、行われてあると思われるので、各省が都合のよいように、この教育を利用するのは、教育目標や内容、偏って捉えられないか、少し、不安に思いました。
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by kazukunfamily | 2008-03-18 18:22 | アートと環境

「日本の伝統的なリズムの学習に関する基礎的研究」の紹介

この16日の日曜日、大阪桜クレパスビルで、「芸術教育実践学会」がありました。
そこで、森岡先生(兵庫教育大)、奥先生(岡山大学)、橋本先生(鳴門教育大)方の退官講話が聞けました。この学会は、美術と音楽が芸術を介して一つになり、双方の発表がきけるところが刺激的です。
そこで、心に響いた先生と会いました。「奥 忍」先生です。博士課程受験時、審査していただいて研究への助言をいただていたのですが、記念講話を聞いて、「すごい人」と思いました。
講演の中で、平成16年から19年度の科学研究補助が出ている研究が退官を前に完成し、その冊子がいただけると聞いて、すぐにもらいに行きました。
それが、以下の映像の研究報告書です。
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わたしも、和文化研究交流会に所属して、和文化の継承と発展に関わりたいと、授業実践をしている人間なので、大変、この報告書に興味がまりました。

概要を、当日いただいた奥先生のプリントより紹介します。
「日本の伝統的なリズムの学習に関する基礎的研究ー語られる言葉から歌われる言葉へ」
1、日本伝統音楽や民族音楽における拍とリズムについて、これまで前提とされてきた等時・等拍性の妥当性を音響分析によって問い、音楽の拍とリズムの特質を言葉との関係において明らかにしょうとする。具体的には「語る」段階から「歌う」段階までのさまざまな(音楽的)表現におけるリズム操作をモーラの視点から分析した上で、より複雑なリズム操作の段階への展開の道筋を明らかにする。
2、明治以降の日本の状況を歴史的な視点から広く捉え、既存の民謡やわらべうたと、新しく生まれた歌双方について、日本語との関係、西洋音楽との関係を中心に「語られる言葉から歌われる言葉へ」というテーマのもとに考察する。
3,指導要領の改訂によって日本の音楽が積極的に導入されるようになった学校教育において和楽器を用いて西洋音楽を演奏することがひろく行われるようになった。しかし、このような表面的な混合は、返って若者の日本音楽独特のリズム感を喪失させることにつながるのではないか。日本の音楽で中心的な位置を占めている声による学習を開発する。

特に3の「このような表面的な混合は、返って若者の日本音楽独特のリズム感を喪失させることにつながるのではないか。」は、心にがつんときました。

今、じっくり報告書を読んでいます。面白い論がいっぱいです。
いい本をいただきました。
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by kazukunfamily | 2008-03-17 19:29 | 本の紹介

子どもと環境とアート教育の関わりを生かした図画工作科教育の実践的研究


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