人気ブログランキング |

<   2011年 09月 ( 5 )   > この月の画像一覧

神戸に位相ー大地が出現!10月14日まで

神戸芸術工科大学のキャンパス内に位相ー大地が出現しています。
その内容は・・。
d0146612_22103291.jpg

一九六八年に第一回神戸須磨離宮公園現代彫刻展に発表された、関根伸夫氏による「位相―大地」は、美術界に衝撃的な反響を呼び起こし、「もの派」を含む日本の現代美術の動向に決定的な影響を与えました。また、現代の都市環境、自然との相互の関係のあり方にも深くかかわり、極めて現代的な意義を持っています。

神戸芸術工科大学では、関根伸夫氏の全面的な協力のもとに、ゆかりの神戸の地において四十三年ぶりに「位相―大地」の再制作と展示を行い、広く一般に公開します。

当時の人々にもたらした、その作品の衝撃的な魅力、土と光、アートと環境との実り豊かな関係を再体験する貴重な機会となります。若い学生を含めて様々な世代の人々が、本プロジェクトを通じて、今日のアートや環境に対する新しい見方を発見し、新たな創造を生み出す刺激となれば幸いです。

で、みてきました。
d0146612_22101273.jpg

ついてに関根さんの講演も聴いてきました。これ、ここ数年にないほど、むちゃくちゃパワーをもらった講演でした。位相と銀閣寺との関係のくだりは、最高でした。いゃー、おもしろかったです。
d0146612_22143758.jpg

で、特別に穴の中も見せてもらいました。
d0146612_22124976.jpg


展示期間は・・。
会期2011年9月22日(木)~10月14日(金)
*ただし10月2日(日)は学校内行事のため、一般公開は致しません。
開場時間10:00~17:00
会場神戸芸術工科大学キャンパス 扇形広場
by kazukunfamily | 2011-09-26 22:13 | アートと地域

博士受験用の研究申請書です。参考にね。

博士受験するときは、研究申請書をだします。これは、大きな影響をもちます。
なぜなら、この内容で面接がありますし、合否のおおきなポイントになります。
私の場合の申請書を提示しますので、教育美術の博士の方、参考にしてみてください。

研究計画書
「環境芸術の教材化に関する研究」
-環境教育の3つの学び(in,about,for)を活用してー


1 これまでの自己の研究との関連性
 博士課程の研究主題を『環境芸術の教材化に関する研究-環境教育の3つの学び(in,about,for)を活用して-』に設定する。この研究では、環境教育の3つの学び(in,about,for)を活用して、造形教育における環境芸術の意味や価値を明確にするとともに、環境芸術家の表現と子どもの表現との接点を整理して、環境芸術を造形教育として教材化する視点を捉え、教材の開発をおこなう。
この研究主題の設定は、修士論文『造形教育と環境教育の接点に関する一考察』の継続研究として行った下記2点の自己研究に基づくものである。
(1)環境芸術作家と子どもの造形活動との接点についての研究
 修士論文では、「自然環境」に関わる作家としてゴールズワージ、「人工環境」に関わる作家としてデュシャン、「人間環境」に関わる作家としてクリスト&ジャンクロードを取り上げた。特にクリスト&ジャン・クロードについては、『共同制作における子どもの造形プロジェクトについての一考察』において彼らが制作プロセスにおいて他者とのイメージの共有を重視していることを参考に、構想・準備段階におけるイメージの交流を大切にする共同制作の在り方を探った。また、ニューヨークでのザ・ゲーツプロジェクトに観客として参加して、どのようにして彼らが多くの人を巻き込み、作品に関わる者に他者理解と自己理解の場を提供しているかを研究し、『他者を巻き込む造形活動の一考察』にまとめた。さらに、『石膏とガーゼを使った外側型取り手法についての一考察』の研究では造形活動が他者を惹き付け、想いを伝えるの有効な手段であることを、シーガルの独特な手法を子供に体験させることで理解させることができた。ただ、安易に彼らの並べる、積む、包む、直接型取る等の表現手法をだけを真似させることは、環境芸術の持つ多様な価値を子どもに体験させずに終わってしまうと思われる。
 そこで、環境芸術作家の環境への関わり方や子どもの造形活動との接点を環境教育の3つの学びの視点(in,about,for)で捉え直し、環境芸術を子どもの造形活動に取り入れる意味と価値を明確にして、その価値を活かした教材化の視点を明らかにしたいと考えた。
(2)3つの学びの目標・内容・評価の観点についての再検討
 修論以後、『循環型造形活動の学習システムの研究』で環境に負荷をかけない造形活動システムを研究する一方、環境教育の3つの学びについて再検討を行ってきた。それは、現在の環境教育が、環境のために何をすべきかを考えるforの学びにおける他者との関わりを重視するようになってきたからである。そこで、『造形教育三系論と総合的な学習との接点についての研究』で林健造の造形教育三系論に着目し、「inの学び=イメージの系=共感力」「aboutの学び=技術の系=表現力」「forの学び=伝達の系=コミュニケーション力」と3つの学びを関連づけ、各学びで育みたい力を整理した。さらに『造形活動による幼小連携教育の研究』においては、幼稚園教育要領に示してある保育内容(人間関係・環境・表現)を参考に3つ学びを「inの学び=共感を重視」「aboutの学び=探求を重視」「forの学び=行動を重視」と捉え直し、各学びにおける評価の観点を明らかにした。しかしながら、「行動を重視」という領域設定が、他者との関わりが重視されているforの学びに相応しいのか、また、現場の先生方に理解されるのかどうか疑問が残った。
 そこで、博士論文において環境教育の3つの学びについて、その目標・内容・評価の観点等について国内外の環境芸術作家の制作プロセスにおける環境への関わり方や子どもの造形活動との接点をより深く調査することで再検討してみたい。そうすることで、環境芸術を造形教育において教材化する視点が捉えられ、教材開発ができると思われる。


2 先行研究との関連性における特色や独自性
「最上環境芸術祭」のプロデューサである白井信雄は、環境教育にとっての環境芸術の持つ意味について「癒しを与える側面」「気づきの側面」「創いの側面」の3つの側面から捉えている。また、環境芸術の政策上の意味を、環境政策、芸術文化政策、地域振興政策の3つの観点から捉えている。1)
 さらに、環境芸術を学校教育に取り入れた先行例としては、長野県千曲市立戸倉上山田中学校の美術科教諭が、子どもたちに美術を身近に感じてもらいたいと始めた「とがびアート・プロジェクト」がある。このプロジェクトは、生徒たちが組みたい美術家を選考、数ヶ月にわたり作家と作品を制作していき、中学校に展示して全域に公開するで学習活動である。今では地域・生徒・美術作家が一体となった地域の美術イベントに成長している。
 以上のように先行研究や事例は、「環境芸術の環境教育における価値」「環境芸術の社会的・文化的価値」「環境芸術を理解するイベントづくり」に関わる内容のものであり、環境芸術を造形教育において教材化する価値やその手だてを研究したものではない。よって、環境教育の3つの学びを活用して環境芸術を教材化する本研究は、多様な表現法と環境との関わり方を子ども達が学べる意義ある研究と考える。

3 3年間の研究計画
研究テーマを『環境芸術の教材化に関する研究-環境教育の3つの学び(in,about,fro)を活用してー』と掲げた。そこで、①造形教育における環境芸術の意味や価値を明らかにする。③環境芸術を環境教育や造形教育において活かした事例研究。③環境芸術を造形教育として教材化する視点を捉え、教材開発を行う。
一年目:環境教育の3つの学びを活用した授業事例やネイチャープログラム、国内外の環境芸術によるアート・プロジェクト等についての文献研究。また、学校と芸術作家が連携したアート・プロジェクトの進め方について調査する。これらを基に造形教育における環境芸術の意味や価値を明らかにする。

二年目:一年目の研究を踏まえ、二年目では国内において環境芸術家と地域や子ども達がパートナーとなり、行われるアートプロジェトや学校が芸術作家と共同でおこなった授業についてフ-ルドワ-クによる事例研究をおこなう。そこで、芸術家の環境との関わり方を分析し、(in,about,for)の造形活動の目標や内容等を改善する。

三年目:二年目の研究をまとめるとともに、環境芸術を造形教育として教材化する視点を捉え(in,about,for)の造形活動の教材開発を行う。また、地域を巻き込んだ芸術家と子どもが連携したアートプロジェクト実施の可能性も探る。    

4 教育実践との関連性
環境芸術を教材化した造形活動は、子ども達に表現活動を通して環境と人間との関わりの意味を身体で味わう場を提供し、環境をよりよく改善する取り組みへの意欲を高めると思われる。このことは、環境教育が個々の体験的で主体的な取り組みと、環境に内在する問題を見抜く力や新たな環境を創造する力を求めていることから、環境芸術は貴重な環境教育の手法になると考える。
 また、教科書等にある環境芸術を子どもに模倣させるのではなく、(in,about,for)の視点でとらえ、芸術作家の環境との関わり方を理解させることで、環境に働きかけてつくる意味を子ども達が見出し、自らのメッセージをこめた価値のある作品ができあがるとともに、その作品の放つメッセージに他者を引き込む体験をさせることができると思われる。
 さらに、この研究によって精選した環境教育の3つの学びの視点は、造形教育と他教科、他校種との連携授業づくりにも活用できると思われる。このことは、表現活動を通して他者との関わりを促進し、自己を見つめることができるという造形活動の魅力をアピールするよい機会になると考える。
by kazukunfamily | 2011-09-20 19:54 | 博士をめざす方へ

パソコン・カメラ買い換えました。

博論で世話になったバイオがついに8月に異音を発し出しまして、
妻が、データが壊れる前に買いなさい。の鶴の一声で、パソコンを新しくしました。
初めて買うメーカ、東芝ダイナブック T351/57cwjです。
メモリが8GBが標準だったのが決め手ですね・あとは、officeも標準でした。データの移植がたいへんでした。
d0146612_19461946.jpg

ついでに、取材用に娘にすすめられた。
OLMPUS(昔おやじがもっていたメーカー)の一眼をかいました。
宣伝の宮崎さんがいいですね(ミーハーです)
使い勝手はいいようです。
d0146612_19465022.jpg

by kazukunfamily | 2011-09-20 19:46 | 趣味・宝

環境芸術関係用語

データを整理していたら、用語解説がありました。参考にまで・・。

A 環境芸術
平成8年版環境白書の中に、「環境芸術」について次のような記述がある。
「現代の芸術には、“環境芸術”と呼ばれる新しい試みが現れている。これは、絵画や彫刻のほか、音や光、さらには日常的な物体なども素材として、環境の中において芸術を作ろうとする動きといえよう。これには2つの方向が認められる。1つが環境の芸術化であり、従来美術館で展示し、ホールや劇場で上演されていた芸術を環境の中に解放し、環境の一環として位置づけようとする方向である。(中略)もう1つの方向は、環境の芸術化であり、もともと芸術とは無縁である種々の環境を芸術たらしめるものである」。
環境芸術の環境に関わる方向性は、白書が示すように一つは芸術の環境化であり、従来美術館に展示されていた芸術を環境の中に解放し、環境の一環として位置付けようとするものである。代表的な例としては環境ビデオ(インテリア・ビデオ)、環境映像、環境演劇、インスタレーション、BGM、サウンド・インスタレイション、音響彫刻、インテリア・ミュージックなどが挙げられる。
もう一つの方向は、環境の芸術化であり、もともと芸術とは無縁である種々の環境を芸術にしてしまうものである。オブジェやパフォーマンス、アース・ワークなどがこの方向に属するとされる。
 本論においては、「環境の芸術化」、もしくは「芸術の環境化」を行う芸術活動としての環境芸術とその教育について考察し、環境に対する我々の関係を理解することを促したり、地域の伝統様式(建築や舞踊等)と多様で自由な表現を組み合わせて新たな地域文化を生み出したりする機能に着目する。
   
I アース・ワーク(ランド・アート)
  1960年代後半以降、美術館、ギャラリーを出て、作品の新たな「場所」発見し、大地、海などの自然や野外空間に展開されていった芸術作品の総称。泥沼化するヴェトナム戦争のさなか、社会不安や危機感が高まった60年代中期のアメリカにおいて、商業主義的な美術に反発する形で前衛芸術家たちが新しく試みた芸術のひとつであり、大地に人為の行為やその痕跡を示すことによって、自然と人間の交流や感応を求め、都市生活の狭隘さから逃れるとともに、広々とした大地でプリミティブな形象を発見しようとするものであった。。
だが他方、多額の資金をかけて広大な大地を重機で掘り、地形を変更し環境を変化させるような大規模なアース・ワークは、後年になるに従い、エコロジカルな思想に基づく批判の対象とされ、さらにはオイルショック等によるアメリカ経済の悪化による資金不足などにより、衰退を余儀なくされた。
代表的な作家に、ローバート・スミッソン、マイケル・ハイザー、デニス・オッペンハイム、ウォルター・デ・マリア、ロバート・モリス、リチャード・ロング、クリスト&ジャンクロードなどがいる。

J サイト・スペシフィック
  特定の場所、その空間またはその場でなければ作品が成立しないという性質や条件をともなう芸術作品は、「サイト・スペシフィックな」と形容される。この概念は、「インスタレーション」や「プロセス・アート」、「アース・ワーク」等の表現形態と深い関係にある。1950年代末から60年代初頭にかけて台頭したこれらの形態は、作品の「場」や「空間」、それらを包含する作品の「構造」を問いかけるものでもあった。
「場の特殊性」という概念の本質的特徴は、作品と作品が置かれた場とを分節せずに、両者を不可分なものとしてとらえることであろう。
  なお、この概念には2つの方向性がある。1つは、作品を設置する場を読み替え、特殊な場を形成すること、もう一つは、場の特殊性を所与の条件とし、それに沿うように作品を生成することである。
by kazukunfamily | 2011-09-19 18:29 | 博士をめざす方へ

復活、9月前半報告とミスチルコンサート

いやー、本当にむちゃくちゃな9月前半でした。
何しろ、台風で地区が避難命令、役員をしている私は、もう住民避難、警戒で大忙しです。
そして、一睡もせず、管理職テスト。そりゃ、つかれで、問題もよく見えません。
なんとか、こなして、翌日から県の新しい人権副読本のゲラの制作。
それを何とか出して、翌日から、大学美術の論文。
そして、運動会の練習。
そんでもっって・・・・。もういろいろあり、書ききれません。
でも、これがあったから、やりきれたのかも!
そうです。長居でのミスチルのコンサート。2回目ですが。前回がまえすぎたので、演出がよくわからなかったのですが、今回はすごーいなー。と思いました。
歌によっては、男女問わず涙ぐむひとも・・。
とにかく晴れで、星も見えてよかった。ただ、とびはねすぎで、翌日は体が動きませんでした。
d0146612_1821205.jpg

d0146612_18214121.jpg

by kazukunfamily | 2011-09-19 18:21 | 趣味・宝

子どもと環境とアート教育の関わりを生かした図画工作科教育の実践的研究


by kazukunfamily
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る